地上アナログ放送と地上デジタル放送
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地上アナログ放送

 2011年7月24日まで利用可能な、現行のテレビ放送のことです。 アナログテレビが使えなくなるわけではなく、CATVの利用やデジタルチューナとD端子を接続するなどすれば使用はできます。

 525本の走査線をインターレース60Hzで表示する方式。インターレース(飛び越し操作)とは、まず奇数のライン(262.5本)を1/60秒で描画し、つぎに偶数のラインを1/60秒で描画します。 これが525iと呼ばれています。

 地上アナログ放送は、525本の走査線がありますが、実際の解像度は480で、表示に使われていない部分は、同期信号、垂直帰線、字幕信号などに使われているそうです。 アスペクト比が4:3なので、640×480(VGA)って事になりますね。

 最近の液晶テレビ(26Vくらい以上のもの)は、地上アナログチューナーもありますが、地上デジタルと比べて極端に表示が汚いのは、 640×480を、1366×768や1920×1080の領域に拡大して表示しているためです。

デジカメでも、VGA程度で撮影したものを写真プリントしたら汚いとか、液晶モニタ(SXGAくらい)でWindows起動画面が拡大表示されると汚く見えたりするのと同じです。 いかに汚くしないかは、各メーカーの腕の見せ所なんですが、どうせあと2年ほどで終わってしまう放送なのであまり気にしなくても良いとは思います(そういう私は2011年までブラウン管のWEGAを使用予定)。

地上デジタル放送

 UHFと同じ周波数帯を使用しているので、既存のUHFアンテナで受信できる場合がありますが、ちゃんと対応したアンテナにした方が良い場合もあるようです。

 画像に関してですが、MPEG2で圧縮されています。したがって、放送局の圧縮とテレビによる伸張により、若干時間がズレて放送されています。 よく電気屋で放送が1,2秒ズレてるTVがありますが、ああいう状態になるという事ですね。当然NHKの時報もズレています。

 音声に関してですが、最大5.1chでAACで圧縮されています。

 地上デジタル放送の特長として、「マルチ編成」があるでしょう。1つのチャンネルは13のセグメントに分かれており、このうち12を使ってハイビジョン放送を行ったり、4つ程度で標準画像を複数流したり、1セグメントを使って「ワンセグ」の放送を流したり、という事ができます。
 その他にも、データ通信や番組表(EPG)、コピー制御機能(ダビング10)などがあります。

以下のサイトも参考にしてください。
総務省 地上デジタルテレビ放送パーフェクトガイド
社団法人 地上デジタル放送推進協会

ハイビジョン

 通常「ハイビジョン」と言うと、1366×768(1,049,088)、「フルハイビジョン」は1920×1080(2,073,600)を指すようです。 ハイビジョンは「ハーフハイビジョン」と言う場合もあるようです。フルに比べて画素数がほぼ半分だから「ハーフ」ですね。
 全ての放送がフルスペックハイビジョンかと言うと、そうではない場合がほとんどのようで、1440×1080だったりするみたいですね。 あまり大量のデータを送受信すると逆に品質が落ちたりするようで、放送機器のパワーや帯域などが考慮されているようです。 また、そもそも撮影したカメラがハイビジョンではない場合は、アップコンバートしているので、画質は落ちます。

CATV

 スペックを見ていて「CATVパススルー対応」という文字を見た事があると思います。 CATVを使用していなければ関係のないことですが、私が住む松阪市などは、比較的CATVが主流だったりします(カーナビの地アナテレビはほぼ映りません・・・)。
 で、CATVも「地上デジタル対応!」と言い始めていますが、対応方法には2つあります。

 ひとつは「トランスモジュレーション」です。地上デジタル放送をCATV用に変調して送信しているので、セットトップボックス(STB)が必要になりますが、テレビに地上デジタルチューナーは必要ありません。

 もうひとつは「パススルー」です。単純に地上デジタル放送を再送信(周波数帯を変更する場合あり)しているだけなので、STBは必要ありませんが、テレビ側に地上デジタルチューナーは必要です。



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